クロアチアのザグレブから、日帰り旅行でスロベニアのポストイナへ!
欧州最大規模の鍾乳洞を探検してきた😺
Day4:ザグレブ→スロベニアのポストイナ
ひとつでも多くの国に足を踏み入れてみたいわたしは、
一か国でなるべく多くの観光地に行くというよりも、
少し足を延ばして隣国に日帰り旅行して、行った国の数を増やすことが多いです
やっぱり、同じヨーロッパとはいえ国によって雰囲気が違ったりするので、
そういう違いを楽しめるし
ということで、クロアチア4日目の今日は、
足を延ばして隣国スロベニアのポストイナ鍾乳洞に日帰り旅行をすることにしました
やっぱり、旅と言えば洞窟、、、ですよね!
洞窟に潜らないと冒険とは言えない!!!
このBlogのタイトルにも付けたように、
海外旅行は現実世界の冒険を楽しめる趣味だと思ってる
ザグレブからポストイナ鍾乳洞へのアクセスの仕方はおおよそ以下の3つ
①レンタカー
②日帰りツアーに申し込む(例えばベルトラのこのプランとか)
③路線バスを乗り継いで行く
難易度は一番高いけど、最もコストが安い③の経路で行くことにしました
ザグレブからポストイナへの直行バスというものは無いので、
ザグレブ → リュブリャナ → ポストイナと、乗り継いで向かいます
画像出所:Googleマップ
まずはホテル最寄りのトラム乗り場[Zrinjevac]から、
ザグレブ中央バスターミナル[Autobusni kolodvor]に行きます
(クロアチアのトラムの乗り方はこちらの記事ご参照)
ザグレブ中央バスターミナル[Autobusni kolodvor]から、
リュブリャナ[Ljubljana]までは欧州バス旅行でお馴染み、
Flixbusで行くことができます
(From:zagreb To:Ljubljanaでチケット検索)
帰りの時間がどのくらいになるのかわからないので、
一旦片道(one way)で買いましょう
約2時間半バスに乗ると、
スロベニアの首都リュブリャナに到着します
リュブリャナは4頭の竜が居る街として有名で、
いたるところに竜を模したお土産が売られていました
ドラゴンブリッジと名付けられた竜に見守られている橋を渡ったり、
おしゃれなオープンカフェでコーヒーブレイクを挟んだり、
有名な3本橋を渡って、ピンクでかわいい聖フランシスコ会教会を見つつ、
ポストイナ行きのバス停[AVTOBUS POSTAJA LJUBLJANA]に歩いて向かいます
リュブリャナからポストイナ鍾乳洞へのバスの時刻表は、
こちらのサイトで確認できます
(From:Ljubljana bus station To:Postojna cave)
※目的地として「Postojna cave」と「Postojna」と2つあって、
間違えて「Postojna」を選ぶと鍾乳洞まで25分ほど歩く必要があるので注意!
上記のサイトから事前にチケットの購入もできるようですが、
ザグレブからポストイナへのバス移動も、
到着時刻がわりと当てにならないので、
ポストイナに着いてから窓口でチケット購入した方がよいと思います
なお、わたしが23年11月に窓口でチケット購入した際、
現金Onlyだったのでお気を付けください
片道5.5ユーロ(約880円)でした
約1時間ほどバスに揺られて、ポストイナ鍾乳洞に到着🙂
ポストイナ鍾乳洞観光
ポストイナ鍾乳洞周辺はいくつかの観光施設が集まっていて、
いくつの施設を回るかによってチケットの種類が異なっています
画像出所:ポストイナ鍾乳洞公式サイト
お目当てのポストイナ鍾乳洞だけであれば、
一番左のチケットを買えばよく、24年1月現在は29.9ユーロ(約4,800円)です
なお、ポストイナ鍾乳洞の観光は、
チケットを買って自由にいつでも入場できるわけではなく、
必ず決められた時間にガイドと一緒に入場することになるため、
オンラインでチケットを事前に買うよりも当日現地で買う方が安全かなと思います
(バスの遅延等で何時にポストイナ鍾乳洞に着けるのかわからないので)
さて、Postojna caveのバス停を降りて、
パークに向かって歩き始めたところ、
60歳くらいのアジア系の女性から話しかけられました
アジア人女性「あなたはポストイナ鍾乳洞に行こうとしている?帰りのバスの時間はわかる?」
わたし「そうだよ~、帰りのバスの時間はバス停にあるこの看板でも確認できるし、
Webサイトでも見れるよ」
アジア人女性「よかったわ!わたしもそうなの!お互い一人みたいだから、we are team!」
え、we are team??????
合意取るプロセスとかそういうものはすっとばされて、
この瞬間からわたしはチームメンバーになったらしい・・・
そしてここから始まる約半日の地獄の英会話時間
わたし人見知りだから、たとえ日本人でも見知らぬ人といきなり2人きりで半日過ごすのは、、、
ちょっとHPゼロになるよ
とはいえ、旅は道連れ世は情けって言うし、、、
コンサルファーム育ちのわたしとしては、
チームメンバーに指名されてNOと言う文化は持ち合わせてないし、、、
がんばるかぁと覚悟を決めて2人旅スタート
まずは、ポストイナ鍾乳洞のチケットカウンターに向かいます
そして最初の試練が。
アジア人女性「なにこれチケット代が高すぎる!!!!しかも色んな値段があってよくわからない」
わたし「(え、事前にチケット代確認もせずに来たんか???)近くの施設に行くかどうかでチケット代が違うんだよ。ポストイナ鍾乳洞だけでいいなら29.9ユーロ」
アジア人女性「しかも次回のポストイナ鍾乳洞入場時間まで2時間もあるじゃない!長すぎる!!!!!わたしもう帰ろうかな」
わたし「・・・。あなたが帰るのは自由だけど、わたしはポストイナ鍾乳洞に入るよ。そのためにポストイナに来たんだから」
アジア人女性「こんな高いチケットを買ってまで入る価値があると思う?あなたが決めて」
わたし「わたしには決められない。あなた次第だよ・・・。いずれにせよ私は行くけど」
アジア人女性「あなたが入るなら、行くわ」
幸先不安すぎるけど、2時間園内を散歩しながら
ポストイナ鍾乳洞の入場時間を待つこととしました
彼女は上海人で教師をしていて、
何十年も一人旅をしてきたので、
世界のほとんどの国に行ったそう
10年前くらいまでは日本人旅行客をよく見かけていたけど、
最近は見なくなった
ほとんどが中国人になった
と言われて、貧しい国になった感を感じてちょっと悲しかった
観光地によくあるお土産ショップをぶらぶらしていると、
アジア人女性「わたしこれ買うわ!」
と34ユーロのティーカップを購入。
29ユーロのチケット代に激高して、帰ろうか悩むのに、
34ユーロのお土産屋さんのティーカップは即決するのか😮😮😮
人の価値観は多様だなあと心底思いました
紆余曲折あったものの、ついにお待ちかねの鍾乳洞入場!
洞窟の入り口感満載なエントランスを見ただけでテンションあがる
ポストイナ鍾乳洞は規模が非常に大きく、
全長約24km(内、開放されているのは5kmほど)もあるため、
内部へは15分ほどトロッコに乗って向かいます
このトロッコ、速度もわりと早く、
天然のスプラッシュマウンテン風でめちゃめちゃ楽しい😺
内部では色々な形状の鍾乳洞を観察することができます
写真にもあるような「つらら石」は1000年で数cmから数十cmしか成長せず、
この鍾乳洞で見られる数mレベルのものは、
数万年から数十万年もかかって出来上がっているらしい😮
たまに観光客が触ろうとすると、
ガイドさんから強く注意されていました
そりゃそうだよね
数万年かけて出来ているものを
不注意にぽきっと折られたりしたらたまったもんじゃない
鍾乳洞内部は夏でも冷えているので、
夏場に行く場合は防寒具必須なのでみなさまご注意ください
あと、ツアー自体は約1時間半ほど、
けっこう高低差のある道を歩き続けることになるので、
体調は万全にして臨んだ方がよいです
ツアーが終わって、帰りのバスを待ちます。
待ちます
待ちます・・・
待てども待てどもバスが来ない
わたしたちが待っているバスは終バス。
もしも来なかったら、街まで帰ることはできない
となると、園内にひとつだけあるホテルのロビーで野宿???
などと話していました
バス停の周りは真っ暗で、だれもいない
一人だったら怖すぎ
このときばかりは、we are teamで本当によかったと思いました
結局40分遅れで路線バスがやってきて、
バスの運転手のおじさんが女神に感じた(勘違い)
結論:ポストイナ鍾乳洞への1day tripは現地ツアー手配した方がいい
色々困難はあったものの、
個人手配でザグレブ→ポストイナ鍾乳洞の日帰り旅行をすることはできました
ただ、行ってみたわたしの結論としては、
少々割高となってもベルトラ等で現地ツアー手配で行った方がよい
です
▼理由
・ポストイナ鍾乳洞とリュブリャナを結ぶ路線バスの本数が少なく、
一歩間違えれば帰る手段が無くなる
→ わたしは朝8時にザグレブを出発したけど、
ギリギリポストイナ鍾乳洞の終バスに間に合ったぐらい
・クロアチアもスロベニアもバスがオンタイムで来ることがほぼないので、
事前にチケット手配等できず、リスクが高い
→ リュブリャナからザグレブまで帰るバスはなんと1時間遅延だった
周りに不安そうにあたふたしている人々で溢れかえっていた
・ポストイナ鍾乳洞内部見学は必ずツアーに参加しなければならないが、
路線バスの時間はそのツアー開始時間に合わせて設定されているわけではなく、
長時間の待ち時間が発生することがある
以上のことより、ポストイナ鍾乳洞に行きたい場合は、
現地発着ツアーを手配したほうが、効率的かつ安全に日帰り旅行できて、
わたしはお得だと思いました
冒険感を味わいたい人は、個人手配にチャレンジ!
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