【’23スイス旅行記②】マッターホルンは想像以上に尖ったCoolなやつだった

世界一周旅行記

前回に引き続き、スイス旅行記第二弾!
スイスに来たからにはどんなに寒くてもマッターホルンを見なければならぬ
と覚悟を決めてツェルマットに行ってきました

SBB Mobile」アプリで乗換案内をチェック。
(SBB Mobileの使い方はこちらの記事ご参照)

InterlakenからZermattまでは約2時間、7000円ほどでした。
※わたしは料金が半額となるハーフフェアカード購入してるので、
 正規料金だと14,000円程になります、ご注意ください
日本のように電車が正確な時間に来る国なんて激レアですが、
スイスはかなり時間が正確。
そのおかげで駅で長い時間待つ必要もなく、旅行者に優しくて良き♥️

そんな感じで浮かれていたら、ここでちょっとした事件が。

正直、スイスに来てからわたしは気が抜けていました。

国によっては道を歩いていたり、電車に乗ったりしたときに、
「あ、狙われてるな。犯罪者いそうな雰囲気。危ないな」
と感じることが多々あります

だけど、スイスに入国してからというもの、
危ない雰囲気を感じ取ったことがなかったため、
電車内でもairpods聞きながら、iPadで真剣に漫画を読んだりしていました。
(犯罪者に目を付けられる行為なのでぜったい真似してはいけません🆖)

まるで日本?と思うくらい電車内の雰囲気が安全な感じがしていたからです。

ですが、インタラーケンからツェルマットへ向かう電車に乗り込み、
無事座席を確保し一息ついていたところ、
突如女性のパニックになった声が聞こえてきました

被害者女性「わたしの、わたしのバッグがない!!!!!!!!」
近くに座っていた女性「電車が出発する直前にあなたのものと思われるバッグを持って、
電車を降りて走り去っていく女性を見たわ」


被害者女性「その女性はXXXみたいな人だった?」
近くに座っていた女性「そうだったわ」

被害者女性「彼女がトイレの場所を教えてくれて、
座席の荷物を見ているからトイレに行ってきていいわよって言ってくれたのに・・・。
わたしのバッグが盗まれた😭😭😭
現金もクレジットカードもパスポートも全部ない!!!!!!!」

どうやら被害女性は「荷物見ててあげるよ~」という犯罪者にまんまと騙され、
座席にバッグを置いたままトイレに行ってしまい、
帰ってきたときには全て奪われ、
電車も出発してしまった後なため犯人を追いかけることもできない様子。

前の記事でも書いた通り、
スイスはほとんどの駅に改札がありません。
そのため、どんな人でも電車に乗り込むことが可能です。
よって、電車が出発する直前にバッグをひったくったり、盗みを働き、
電車から降りて逃げ切ることを狙う犯罪者が紛れ込んでいるようです

異国の地で見知らぬ人に荷物を託してトイレに行く行為は
軽率だと言わざるを得ないものの、
現金/クレカ/パスポートを全て失った女性旅行者の心中は察するに余りあります・・・

その旅行客は韓国語をしゃべっている女性グループだったので、
わたしと同じように愛の不時着ロケ地だあ!!!とか思ってスイスに来てたのかな。
ウキウキ気分が一転、どのようにパスポートを再発行するかとか、フライト変更が必要だとか、
その後の旅行を心の底から楽しむことが難しいのだろうと思うと、
トラブルに巻き込まれないように細心の注意を払うことは大事だなと、
改めて感じる出来事でした

そんなこんなで少しドキドキしながらも、無事ツェルマットに到着。
駅降りてまずおもったことは、
「空気がうまい!なんだこの澄んだ空気は。これまで吸ったことがないぞ」ですね

ツェルマットはカーフリー(car free)施策という、
環境に配慮した独自政策を展開している都市で、
一般のガソリン車が走っていません

観光客が車で来ることはもちろんできないし、
タクシーも全て電気自動車です

私が訪れた際の街の気温が1度くらいだったことも相まって、
綺麗で澄んだ空気がとにかくおいしくて、
常に深呼吸をしていましたw
また空気吸いにいきたいなー、わたしが住んでるところもガソリン禁止にしてほしい

駅ついてロータリーに電気タクシーがたくさんとまっていましたが、
こんな感じで小さくてカラフルでどれもかわいかったです

駅降りて石畳の道を10分くらい歩いてホテルに到着。
わたしがとったホテルは距離こそ10分くらいだったけど、
石畳の坂道を登らないとたどり着かないので、
15kgのスーツケースをひいていくのはけっこう大変だった・・・

もっと駅近のホテルがよかったんだけど、
オフシーズンにも関わらず、一泊3万円とかだったので無理だった


今晩の宿は、
「Le Petit CHARME-INN(Booking.comの評価は安心の8.3)」に2泊。
朝食込みで32,000円、個人ルームでした

【宿泊ホテル評価】
 ・立地       :★★★
 ・価格       :★★★★
 ・綺麗さ、清潔さ  :★★★★★
 ・アメニティ    :★★★
 ・シャワー     :★★★★
 ・スタッフの印象  :★★★
 ・WiFi       :★★★★
 ・朝食       :★★★★

ツェルマットは一大観光地なのでホテル料金高いです。
その中で坂道を登らないといけないとはいえ、
この価格で朝ごはん付きはかなり優秀

お部屋も綺麗でベッドの寝心地もよかったです。

そしてなんとバスルームにバスタブが!!!!!!!!!
世界一周旅行中にバスタブがあったのはこの1回のみなので、
めちゃめちゃテンション上がってたら、
バスタブを貯めれるほど暖かいお湯が潤沢にでなくて、
お風呂には入れませんでした🥲

うん、現実は厳しいよね、わかってる🥲
夜になると気温氷点下になって、熱いお風呂は入れたら死ぬほど幸せだったろうなー

ベッド横の良い位置に電源がたくさんあったのもGoog。
WiFiも爆速ってわけではないが、許容範囲。
お部屋の清掃をskipすると、
1FのBARでアルコール含むドリンク1杯無料券がもらえたのもうれしかったです

朝ごはんも十分な品ぞろえで満足。
良いホテルだったなとおもいます!

代わり映えしなくて本当に申し訳ないのですが、
今日の夜ごはんもMIGROで調達!
MIGROまでは歩いて8分くらいでした。
明るい大通り沿いの道だけでいけるので、
夜ひとりで行くのも全然だいじょうぶでした

日本人的にはスイスといえばチーズフォンデュのイメージだけど、
実際は食べないとかあるんかな~と思っていましたが、
スーパーの一角に必ずチーズフォンデュコーナーがあって、
家庭でも普通に食べるらしいです

今日の夜ごはんはこちら。
牛乳をごくごく飲みたくて、500mlの牛乳を買いましたw
合計3,350円😭
ちなみにおにぎりが売っててめちゃめちゃ食べたかったけど、
一個800円だったので諦めました。

海外で牛乳を買うときの小話なんですけど、
海外の牛乳は賞味期限がめちゃめちゃ長いです。

以前エアビーに泊まった時、
ホストが冷蔵庫に牛乳をぎっしり詰めてくれていて、
わたしはそれを見て、
は?賞味期限短いのになんで?となり、
牛乳を見たら賞味期限が4ヵ月後で驚き、
これは牛乳じゃなくて加工乳なのか?怖くて飲めん!!!!
となったことがあったのですが、よくよく調べてみると日本と諸外国では殺菌の仕方に違いがあり、
その結果、諸外国では賞味期限が長いのでした

なので、海外で賞味期限が長い牛乳を見つけても、
安心して飲んでください!味は普通においしいです

今日はいよいよゴルナーグラート展望台に行って、
マッターホルンを拝みにいきます!

ユングフラウヨッホ観光した日のように天気が悪かったらどうしよう・・・
と心配していましたが、当日は快晴😺😺😺
日頃の行い◎

ずいぶん前から天気予報を見ていましたが、
山の天気は超絶変わりやすく、事前に見ていた内容とは全然違って、
ほんと運ゲーだなとおもいました

SBB Mobile」から乗換案内を検索して、チケットを購入。
往復で7,300円でした。
※わたしは料金が半額となるハーフフェアカード購入してるので、
 正規料金だと14,600円程になります、ご注意ください

市内中心部にあるゴルナーグラート鉄道駅から、
電車に乗り込みます!
ちなみに、オフシーズンにも関わらずお客さんがいっぱいで、
座席に座れない人多数でした。
もちろん座席指定システムなどなく、
日本のように列に並んで前の人から順番に座れるとかもないので、
人を押しのけられる人しか座れません

40分かけてZermatt GGB駅からGornergratへゆっくり登っていくのですが、
この車窓がめちゃめちゃきれい。
景色が美しすぎて、お客さんはみんな動画や写真を撮るのに夢中。

途中、モミの木をヘリコプターが吊るしながら飛んでる風景が見れて、
わあ、海外きた感あるーーーーってなりました。
ゴルナーグラート展望台駅到着。

電車を降りると、すぐ目の前にマッターホルン登場!
なんの焦らしもなく、眼前突如現れます

日本も山がたくさんある国ですが、
マッターホルンはとにかく尖ってて、
これぞまさに断崖絶壁というか、
一目見ただけで山の名前がわかる特徴的な山だなと感じました

澄んだ空気と雪山しかない場所ですが、立ってるだけで気分が晴れ晴れとして、
ここまで来たぞ、ついに来てやったぞという達成感がすごかったです

駅を降りると簡単な食事ができる場所もあるのですが、
わたしはそこには立ち寄らず、
人の群れから少し離れた場所で人のいない写真を撮りたくてウロウロしていたら、
3回こけました。

基本的に一人旅のときは恥ずかしいから自撮りしないんですが、
このときばかりはマッターホルンと自分が写っている写真を絶対撮りたい気持ちになり、
セルフィーしようとした瞬間にも転んで、
それを見ていた欧米人のお姉さんに爆笑されました。

そしたら爆笑していた側のお姉さんも1秒後に転んで、
わたしも爆笑しましたw

大人がはしゃいで、浮かれて、
いたるところで転んで爆笑してる空間ってなかなかないので、
転んじゃいけないゲームをみんなでやってる感じで謎に楽しかったです😺
海外旅行してるとその場に居合わせた人と一種の連帯した空気が生まれるときがあって、
そういう瞬間がわたしはとてもすきです

色々な国々から海外旅行しにやってきた人が、
人生におけるちょっと特別な体験を共有している空間というか。
海外旅行の道中、アイコニックな場所を訪れる瞬間は誰しもポジティブな感情が爆発していて、
日常生活を過ごしているときはネガティブなニュースや感情に囲まれることも多いと思うのですが、
それとは真逆の雰囲気に一時身をおくことで、
ポジティブな精神状態に傾けられるのがいいのかもしれない

頂上のゴルナーグラート駅は人が多すぎたので、
ひとつ下のRotenbogen駅にも行ってみましたが、
こちらのほうが人が少ないし、柵とか網もなくマッターホルンが見れるからおすすめです♥️

山がキレイに見えるベンチもあって、良き良きでした!

なお、Instagramでマッターホルン関連を見ていると、
逆さマッターホルンが見れるリッフェル湖にハイキングに行くコースが良く紹介されています
そこに行くときに使うのが、Rotenbogen駅で、
リッフェル湖までは歩いて5分ほどと事前に調べていたため、
行けそうなら歩いて行ってみようと思っていました

がしかし、甘すぎた
ハイキングコース見た瞬間に諦めた
5分すらもあるけないほど雪が深く、
一歩歩くたびに足が30cmくらい雪に埋まる場所がたくさんあり、
11月にハイキングはそう簡単にできないと学びました

ただ、中には完全に雪山装備(ピッケル・アイゼン)をして、
ハイキングしている猛者もいましたので、
雪山歩くのが趣味な人にはたまらないハイキングコースなのかも

冬にスイス行くと決めたとき、
とにかく寒くて雪深いという印象しかなく、
旅行者はどんな服装で行っているのか確認したかったのですが、
なかなかWebページがなかったので、
実際にわたしが行ったときの服装を記しておきます

わたしが滞在していたとき、
夜がマイナス5度くらい、日中が1度くらいでしたが、
ちゃんと防寒できました!

■上半身
 ・ニット帽(SHEINで買った500円くらいの安いやつ)
  → 転ぶし、耳凍るので必須

 ・サングラス(昔どこかの国で買った1,000円のやつ)
  → 雪山眩しいので持っていきましょう
    転んで壊しちゃうかもしれないし、
    防犯の観点からも安いやつ持っていきましょう

 ・ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(UNIQRO)
  → まじで暖かいし、かさばらないから荷物を減らしたい旅行者必携

 ・スフレヤーンハイネックセーター(長袖)(UNIQRO)
  → わたしは肌が弱くてチクチクしがちなのですが、
    このセーターはだいじょうぶでした
    首が冷えるとさむいから、ハイネック重要

 ・ハイブリッドダウンコート(UNIQRO)
  → ユニクロのダウンシリーズのハーフ丈の中でいちばん暖かいやつ。
    山の天気は変わりやすいので簡易的にでも防水機能がついているのが重要

■下半身
 ・ヒートテックウォームイージーパンツ(UNIQRO)
  → 表面は割とシャカシャカ素材で、内側がヒートテック仕様のため、
    風を通さなくて暖かかったです!わたしは表面に防水スプレーかけていきました

 ・メリノウール トレッキング ソックス(モンベル)
  → トレッキング用ソックスは厚手でふかふか。
    たくさん歩くことになるし、
    雪道歩いてると足冷えるのでトレッキングソックスおすすめ

 ・マウンテンクルーザー600 ワイド(モンベル)
  → スニーカーで乗り切れないかなぁと思いながら、
    奮発して購入した登山靴。
    結果大正解でした。
    悪路いっぱい歩くので足首傷めないようにホールドされているのがGoodだし、
    ゴアテックス素材で水が浸透しないことも重要。
    雪山以外でも雨の日とかはこの靴を履いていたので快適でした

最低限このくらいの防寒具があれば、
11月のゴルナーグラート展望台は行けると思いますのでご参考まで🙂

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